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Ixxat CANnector―CAN のための万能ツール

by Frank Pastors | 10 23, 2020
HMS Networks は、CAN ネットワークのロギングやブリッジ、拡張に対応した自由度の高いソリューション Ixxat® CANnector を発売します。CANnector は、現行の CAN@net NT および CANbridge NT シリーズを補う製品として、追加のインターフェースと機能のほか、データロギング機能を提供します。CAN@net NT および CANbridge NT と互換性があるため、既存設備も簡単に拡張可能です。

ロギング、ブリッジ、レンジエクステンダーとして使えるフレキシブルなオールラウンダー

CAN@net や CANbridge NT と同様に CANnector はスタンドアロンで使用でき、PC は不要です。汎用なCANnector に加えて、あらかじめ設定済みの 3 バージョンをご用意しています。

CANnector Range – Ethernet を介したシンプルな CAN(FD)レンジエクステンダー、あるいは Ethernet で PC に接続された CAN インターフェースとして使用できます。

CANnector Bridge – フレームベースあるいはシグナルベースの CAN(FD)ブリッジ/ゲートウェイ。すべてのバスシステムの浮動小数点データをオンライン操作できるなどの機能を備えています。

CANnector Log – トリガー機能やリングバッファを備えたデータロガー。CAN(FD)に復帰できる低電力スリープモードを備え、フレームベースあるいはシグナルベースでCAN(FD)データをロギングします。

これら 3 バージョンの製品はすべて、開梱後すぐに接続してそのままお使いいただけます。ベースは同じハードウェアであり、CANnector の様々な機能はロード可能な設定により提供されるため、すべての CANnector はご希望の機能をもつよう再設定可能です。

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高い性能と汎用性

高性能な Linux プラットフォームにより、複雑なアプリケーションやデータ操作を CANnector 本体で直接実行できます。さらにバスディスクリプションファイルをサポートしており、シグナルレベルでの操作も可能です。

「Wake-up on CAN」機能の使用により、CAN バス上の TX 機能をオフにできることから、電力や安全性に配慮が必要なアプリケーションでも CANnector を利用可能です。

CANnector は、サポートするインターフェースの数だけが異なる複数のハードウェアバージョンをご用意しています。インターフェースの最大数は、CAN(FD)8 ポート、LIN 2 ポート、デジタル IO 2 ポート、またEtherCATスレーブインターフェースと Ethernet、USB が各 1 ポートとなっています。この EtherCAT スレーブインターフェースは、HMS の Anybus ® CompactCom 技術を使用し実装されており、将来的に他の産業用 Ethernet プロトコルへの対応が可能です。Wi-Fi や Bluetooth など USB の拡張はオプションとして提供しています。

クラウドおよび PLC との接続

Ixxat CANnector は多数の追加機能を備えています。たとえば Wi-Fi 接続のモバイル端末(スマートフォンあるいはタブレット)を用いたライブデータ可視化やシミュレーションに加え、OPC-UA のほか、産業用データ接続のための HMS 独自のソリューションである HMS Hub™ を介したクラウド接続が可能です。

EtherCAT スレーブインターフェースを用いれば、CANnector は CAN(FD)ベースのネットワークを産業用 Ethernet や PLC に直接接続できます。

すべての機能は、CANnector 本体上で並列に実行できます。そのため、たとえばデータのロギングと同時に、CAN(FD)のブリッジ接続とモバイル端末でのデータ可視化を実行可能です。 

ドラッグ & ドロップで簡単に設定

HMS は、CANnector を簡単に設定できる Windows 用無償ツールを提供しています。このツールでは、ドラッグ&ドロップでソースとターゲットの「接続」を確立できます。またオプションとして、設定のためにCAN(FD)バスディスクリプションをインポートすることも可能です。統合開発環境とユーザー独自の C 言語プログラムまたは MATLAB/Simulink モデルを用いれば、標準の機能群を拡張でき CANnector で直接実行できます。