ゲートウェイおよびブリッジ

CAN システム構成を多様化

 

ブリッジやゲートウェイを使用して、CAN または CAN FD システムをより広いエリアで接続または実装したり、CAN インターフェースを持たないデバイスを CAN システムに接続したり、Bluetooth や Ethernet、PROFINET 等の異なるテクノロジーを使用して CAN システム同士をつなぐことも可能です。

Gateways and Bridges

HMS_web-icon_LAN-Network

システムの拡張 

ゲートウェイとブリッジでより大きなシステムへの拡張やシステムの信頼性を高めることが可能に

HMS_web-icon_Cloud

クラウド接続

MQTT のクラウド接続で遠隔地からの監視や通知を実現(CAN@net NT)

HMS_web-icon_Finance

コストの削減

シンプルな接続と省配線でシステムにかかるコストを削減

HMS_web-icon_Drivers

Action rules(アクションルール)

イベントトリガーのルールを使用してさまざまなアクションを実行(CAN@net NT、CANbridge NT)

HMS_web-icon_Interfaces

データ操作

フィルターおよび変換機能でネットワークの負荷を減らし、さまざまなデバイスの相互接続をシンプルに

HMS_web-icon_protocol-translator

コネクションフレンドリー

Bluetooth、Ethernet、PROFINET、CAN、CANFD を使用して、距離の長いブリッジやシステムへの簡単なアクセス、古いデバイスのレトロフィットが可能

CAN@net NT 100/200/420

CAN-Ethernet ゲートウェイ、ブリッジ、PC インターフェース

CAN@net NT には、標準的な CAN チャネル 1 つと D-Sub 9 ピンコネクターを備えた CAN@net NT 100、標準的な CAN チャネルを 2 つ備えた CAN@net NT200 、そして CAN チャネル 4 つのうち 2 つを CAN と CAN FD 間で切替可能な CAN@net NT420 の 3 機種があります。どの機種にも、PC インターフェース、ブリッジ、ゲートウェイの 3 つの動作モードがあります。

1.01.0332.10000, 1.01.0332.20000, 1.01.0332.42000

CAN@net NT 200 and 420

機能と特長

機能

  • 最大 4 つの独立した CAN チャネル(CAN FD チャネル × 2)
  • パワフルなフィルター、ID 変換、データマッピング、多重化機能
  • クラウド接続が簡単になる MQTT に対応(publisher/subscriber)
  • イベントトリガーの「Action Rules」によりあらかじめ設定した動作の実行が可能
  • LUA を使用した、あらゆるタイプのアクションルールのプログラミング
  • USB または Ethernet での設定が簡単な Windows 設定ツール
  • 設定やファームウェアアップロード時のデバイスアクセスのセキュリティレベル設定
  • 産業環境での高パフォーマンスに適した設計

特長

  • CAN、CAN FD システムやデバイスを簡単に接続
  • Ethernet を使用して長距離をブリッジし、システムへのリモートアクセスを簡単に
  • シンプルな配線によるコスト削減
  • システムの拡張やツリー型/スター型トポロジーの構築
  • システム信頼性の向上
  • ガルバニック絶縁による回線保護

製品内容

  • CAN@net NT 100、CAN@net NT 200、CAN@net NT 420
  • ユーザーマニュアル
  • CAN Gateway Configurator(CD)
  • Windows 用 CAN VCI ドライバー
  • Mini USB ケーブル

技術仕様

Ethernet インターフェース: 10/100 MBit/s、ツイストペア、RJ45 コネクター
CAN トランシーバー Texas Instruments 社製 SN65HVD251P
CAN チャネル CAN@net NT 100:CAN x 1
CAN@net NT 200:CAN × 2
CAN@net NT 420:CAN × 4 (2 つは CAN FD 対応)
CAN 接続 CAN@net NT 100:D-Sub 9 ピン
CAN@net NT 200:ネジ式コネクター
CAN@net NT 420:ネジ式コネクター
最大バスノード数 120
CAN バス終端抵抗 なし
CAN ボーレート 標準 CAN:5 ~ 1000 kBit/s、CAN-FD:5 ~ 8000 kBit/s
電源 9 V ~ 36 V DC
消費電流 通常 110 mA (入力電圧 24V 時)または 230 mA(入力電圧 12V 時) 
温度範囲 動作温度 -40 °C ~ +85 °C、保管温度 -40 °C ~ +85 °C
ガルバニック絶縁 1kV 1 秒間
認証 CE、FCC、UL
筐体 ポリアミド、トップハット DIN レール取付
保護等級 IP20
サイズ 約 114.5 x 99 x 22.5 mm
重量 約 150 g

動作のしくみ

運転モード

CAN-Ethernet ゲートウェイ
標準 TCP/IP ソケットからのシンプルな ASCII プロトコルを使用して、Windows、Linux、VxWorks または QNX ベースのシステムや組み込みシステムから直接アクセスすることができます。また、CAN-Ethernet ゲートウェイとして、LAN またはインターネットで 4 つの独立した CAN システム(2 つの CAN FD)に簡単かつ柔軟にアクセスすることができます。

PC インターフェース
製品に含まれる Windows 用 VCI ドライバーを使用して、CAN@net NT を Ixxat CAN PC インターフェースのように動作させることが可能です。canAnalyser などの VCI ベースの Ixxat ツール製品、また VCI ドライバーベースのお客様固有のアプリケーションと共に使用することができます。VCI CAN ドライバーは、最大 128 台の CAN@net NT と同時に通信可能です。

 

 CAN-at-net NT 420 in PC or Gateway Mode

 

CAN-Ethernet-CAN ブリッジ
最大 4 台の CAN@net NT 420(CAN@net NT 100/200 は 2 台)を使用して、1 台につき最大 4 つの独立した CAN チャネル(CAN@net NT 200 の場合は CAN チャネル 2 つ、CAN@net NT 100 の場合は CAN チャネル 1 つ)を持つ CAN-Ethernet-CAN ブリッジを構築することができます。これにより、既存の Ethernet ベースの通信インフラを使用して、長距離の CAN システム間で TCP/IP による CAN メッセージの交換が可能です。また CAN システムをセグメンテーションすることで、システム全体の信頼性と安定性が向上します。

CAN-at-net NT 420 Bridge

機能

フィルタリングと多重化
マッピングテーブルにより、すべてのチャネル間のメッセージ交換をかなり柔軟に設定することが可能です。CAN と CAN FD メッセージにフィルターと変換のルールを適用することができ、結果として、関連メッセージのみ他のネットワークに送信されるため、個々のネットワークのバス負荷が軽減されます。SAE J1939 のアプリケーションには、固有のパラメーターに合わせた特別なマッピングテーブルが提供されます。データ多重化/逆多重化機能により、例えば CAN FD データを複数の標準 CAN メッセージにマッピング(Demultiplexing)したり、逆に標準 CAN メッセージを CAN FD データにマッピング(Multiplexing)することができます。

Action Rules
受信メッセージやデバイス、または CAN バスステータスイベントに応じて、メッセージ(CAN、CAN、CAN FD)の送信やデバイス設定の変更、デバイスの LED の切り替えなど、さまざまな動作を自動的に実行することができます。Action Rules は、Windows ベースのデバイス設定ツールのイベントや動作に関する直感的なドロップダウンメニュー、または LUA スクリプトを使って作成されます。

クラウド接続のための MQTT
CAN@net NT の MQTT 機能によって、デバイスステータス、CAN/CAN FD データにかかわらず、Action Rules リストを使用して簡単に設定できるクラウドにさまざまな情報を転送することができます。無償で使用できるブローカーサービスや APP(アプリ)を使用して、ステータスメッセージやシステム値をスマートフォンや他のデバイスに簡単に送信することも可能です。

サイクリック伝送
サイクリック伝送機能でメッセージを周期的に転送することができます。メッセージとサイクルタイムの両方をひとつの Cyclic Transmission テーブルで定義します。

設定

CAN@net NT の設定とファームウェアのアップロードは、USB または Ethernet インターフェースから Windows 設定ツールを使用して実行します。このツールにより、プログラミングスキルがなくても、フィルターやマッピング、多重化、変換ルールを簡単に設定することができます。

 

CANatNet NT & CANbridge NT Tool
CANbridge NT および CAN@net NT 向け Windows 対応設定ツール

型式

1.01.0332.10000 CAN@net NT 100 - CAN チャネル ×1*
1.01.0332.20000 CAN@net NT 200 - CAN チャネル × 2*
1.01.0332.42000
CAN@net NT 420 - CAN チャネル × 4(2 つは CAN FD に切り替え可)*

 

*ご注意ください:CAN@net NT 100、CAN@net NT 200、CAN@net NT 420 は互いに接続することはできません。CAN - Ethernet - CAN ブリッジには、CAN@net NT 100、CAN@net NT 200、または CAN@net NT 420 のいずれかを使用してください。

    関連製品

ゲートウェイ/ブリッジの詳細と動作のしくみ
クリックしてアプリケーションサンプルを表示

CAN ブリッジおよび CAN ゲートウェイは、複雑なネットワーク構造を実装できるネットワークインフラコンポーネントです。

CAN ブリッジは、異なるビットレートまたはプロトコルの CAN ネットワーク同士をつなぐことが可能です。Store-(modify)-forward 方式に基づき、CAN メッセージが一方のサブネットワークから受信され、他方のサブネットワークに転送されます。変換やフィルタールールも使用可能なため、様々なプロトコルへの対応が可能です。CANbridge は CAN リピーターとは異なり、サブシステムがバスアービトレーションに関して完全に自己完結できるようネットワークの最大サイズの拡大を可能にします。ブリッジで接続された CAN サブネットワークは、リアルタイム動作に関してお互いに独立しているため、個別のネットワークとして見なされます。

他の伝送システムを使用したブリッジ機能も実行可能です。例えば、CAN-Ethernet-CAN のブリッジには、2 台の Ethernet-TCP/IP ゲートウェイで離れた場所に存在する CAN ネットワークを接続することが可能です。

CAN ブリッジの拡張として、CAN ゲートウェイは他の通信システム経由で CAN ネットワークへの接続を可能にします。いずれの場合も接続されたバスシステムのプロトコルが他の通信モデルにマッピングされます。

 
適用例:

CAN ブリッジ
CANbridge を使用して、ビル内の CAN システムを各階ごとに分離することで、システムを最大まで拡張することが可能です。


CAN Bridge Application Sample

CAN ゲートウェイ
CAN@net II/Generic を使用して、 CAN システムを Ethernet を介して長距離接続することが可能です。例えば、船上の制御室とエンジンルームを接続することが出来ます。


CAN Gateway Application Sample

ゲートウェイ/ブリッジの機能の比較
アプリケーションに適切な製品をお選びください

  • CANbridge NT420
  • CAN@net NT420
  • FRC-EP170/190
CANbridge NT420 CAN@net NT420
FRC-EP170/190
Ixxat Automotive 製品のパワフルなゲートウェイ/ロガーソリューション
CAN / CAN FD ポート数(最大) 4 4 8
デジタル I/O アナログ入力 0 0 4 / 4
フレーム/シグナルベースの設定 / - / - / (DBC, LDF, Fibex, ARXML )
シグナルの視覚化/
Web ブラウザ
- - Web ブラウザ/OPC UA/APP
フィルター
データロガー - - (SD カード、USB、PC)
プログラミング(C ユーザーコード) - - Eclipse IDE およびデバッガー付き
Matlab / Simulink / RBS - -
その他のインターフェース/プロトコル - ETH, MQTT Eclipse IDE およびデバッガー付き

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